飼い主が獣医に行くと聞いたオカメインコがかんしゃくを起こす

4月 27, 2020 by apost team

動物は獣医に行くのを嫌がる傾向があります。事前に自分がどこへ行くのか気付いたとしても、病院に入ってから気づいたとしても、病院にいることを楽しんでいないことは明らかです。 オカメインコのマックスは病院に行かなければならないと言われるとすぐに棚の下に隠れ、飼い主に口答えしてかんしゃくを起こしました。 マックスの飼い主は最後にマックスを連れ出すことができたましたが、その前にマックスがかんしゃくを起こす様子が映し出された動画がとても面白いんです。

この動画は、マックスが何かにうろたえたり動揺したりしているかのように、深い声で話すところから始まります。 彼は棚の隣の隅に背を向け、しわがれた声を上げながら羽を立て続けます。 この時オーナーが「行こう。鳥かごに入りなさい。」と話しかけているのが聞こえます。 マックスは口答えするように、同じような低いトーンで答えます。 まるで子どもがかんしゃくを起こし、親と口論しているかのようです。2人のやり取りはとても愉快です。

マックスはすぐに下の棚に潜り込み、低い声でつぶやき続けます。明らかに飼い主の命令に従うことを避けています。 マックスの時折出す叫び声やつぶやく声はは気にしなくても大丈夫です。一見奇妙な行動は、オカメインコがオウムのように人間の言葉を真似ることができないため出している声で、この鳥がコミュニケーションをとる方法なのです。

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とさかの位置でオカメインコの気分を知ることができる言われています。 とさかを上げていると興奮したり、警戒したり、動揺したりしています。とさかを下に向けている時は、従順な気分になっていたり、動き回ったりしています。 とさかがリラックスしている時は、食べているか、休んでいるか、満足していることを意味します。

初めのシーンでは、マックスが獣医に行きたくないことがはっきりしているので、とさかが上がっています。 しかし、棚の下から出てきた後の別のショットでは、マックスが小さなテーブルの下にいるのが見えます。 ここでマックスは同じようなトーンで深い声を出していますが、すぐに声のトーンが高くなり、とさかが低くなります。 マックスは獣医に行きたくない理由を叫んでいるように見えますが、 行かなければならないと理解していることを表現しているように見えます。

最後の対決のシーンで飼い主が「私が言ったことが聞こえたね、ここに出てきなさい。」という言葉を聞くと、マックスは大きくかんしゃくを起こします。マックスは口答えを続けますが、飼い主が厳しくマックスの名前を呼ぶと、やがて彼はやや落ち着きを取り戻すように見えます。

言葉での交流が不可能な時に、飼い主とペットがコミュニケーションを取る方法を見ることはとても面白いです。 マックスは明らかに獣医に行きたがりませんが、そのことが世界の終わりとなることはありません。 彼は明らかに自分の感情を表現して、なぜ自分が獣医に行きたくないのかを飼い主に説明する必要がありました。でも、もう仲直りして獣医に行く準備ができています。

マックスのかんしゃくをどう思いましたでしょうか? こんなふうに鳥があなたに言い返したとしたら、あなたならどう反応しますか? コメント欄で感想を是非お聞かせください。そして、ご家族や友人にこの不思議なインコと飼い主のやり取りをシェアしていただけたら嬉しいです。